鵞足炎
- 膝の内側~すねの内側上部に痛みがある
- 運動していくと痛くなる
- 階段の上り下りで痛い
- 正座をすると痛みがある
- 注射をしているが治らない
鵞足炎とは
膝の内側から膝下(膝から下5~7㎝の位置)にかけての部分をを鵞足部といい、そこにある滑液包で炎症が起きることを鵞足炎といいます。
マラソン、サッカー、バレー、バスケットボールなど激しい運動すると痛みが出現し、安静にすると痛みが引きやすくなります。
しかし、炎症が強い状態になると歩行時、階段の上り下り、正座など膝が曲げる動作など日常生活にも支障をきたします。
鵞足を構成する3つの内側の筋肉
縫工筋
・あぐらをかくように股関節を外旋(外側に曲げる)する役割
・骨盤から膝関節をまたいで膝の内側下方ににつく人体で一番長い筋肉
・ジャンプ動作、瞬発力を発揮する際に使われる役割
・歩く時の膝の関節を安定させる役割
薄筋
・股関節を曲げる役割
・恥骨から膝関節をまたいで膝の内側下方につく筋肉
・股関節を内転(内側に傾ける)役割
半腱様筋
・坐骨から膝関節をまたいで膝の内側下方につく筋肉
・股関節を伸展(足を後ろに伸ばす動作)の役割
・内側面のハムストリングを構成する役割
鵞足炎の原因とは
鵞足を構成する縫工筋・薄筋・半腱様筋のオーバーユーズ(使い過ぎ)による炎症
ランニング時に脚を後ろに蹴りだす時や、サッカーやバスケットにように急ストップ動作、激しい運動時に鵞足部に負担がかかり、炎症がおきる。
ストレッチ不足、やり方の間違い
縫工筋・薄筋・半腱様筋は骨盤から膝関節をまたいで膝内側下方についています。
骨盤を意識して、ストレッチをかけないと上手に伸ばすことができず効果がありません。
このパターンは非常にスポーツをする学生さんに多いです。
猫背などの姿勢不良
スポーツ時に猫背のように背中を丸くして動いていると鵞足部に負荷がかかりやすい
体幹の筋力不足も指摘される。
硬い路面を走っている
トレーニング時にアスファルトのようなクッション性のない地面を走っていると鵞足部に刺激が蓄積されることで炎症がおきる。
急な坂道とレーニング・ランニング距離の増加
筋肉、膝関節に対して急な刺激を加えることで炎症がおきやすくなります。
連休明けの練習や、勾配トレーニングなど。
X脚や回内足
X脚とは、膝の向きが内側に向いており、脚のX脚にみえる状態のこと。
回内足とは、踵の骨が内側に傾いている状態のこと。
わたなべ整骨院では、患者さんの予防のために原因を見極め、対策を提案しますがメインとなるのは、わたなべ整骨院の得意とする「スポーツ特殊治療」!
一般的な電気や超音波などの機器が主となる治療方法でなく、まずは痛みを軽減する事を重要として手技療法で鵞足部を直接施術をしていきます。
鵞足炎の施術に最も必要なのは患部の治療です。
鵞足部の炎症を引かす直接手技施術
原因になっている筋肉へのマッサージ施術
カラダの歪みが原因の方には猫背矯正
体幹のインナーマッスル低下による猫背の方にはEMSによる筋肉運動
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